心も体も健康に、持てる力を発揮できるように愛情第一に飼養管理を含め、馬に合わせた管理を進めていきます。

馬房の清掃、飼い桶、バケツの洗浄など、馬が健康に過ごしやすい環境を用意するため毎日の地道な作業も全スタッフで行います。

競走馬にとってもっとも重要なのはトレーニングという事は間違いありません。しかし一日の中でトレーニングに掛ける時間は1時間、長くても2時間でしょうか。馬とのコミュ ニケーションはトレーニング以外の時間でも、とても重要になってきます。

自然界や生産牧場では常に集団で生活をし、リーダーがいるなかで穏やかに草を食べて暮らしている馬も育成段階になると個別の管理に移行していきます。そんな不安のなかで鞍をつけたり、人を乗せたり、きつい運動をしていく事になります。そんな不安を解消し、頼られるリーダーの存在になれるようスタッフ一人一人が明確に目的をもって馬と接していけるよう日々研鑽を重ねます。

厳しく伝えるのか、優しく伝えるのか、馬の自立性を促すのか、規律に重点を置くのか、千差万別の馬の性格を見極めどの方針が最適なのかを考え、グランドワークにも重きを置き、当たり前のことが当たり前にできる事を目指していきます​。